大型バイクハーレーの取り回し
ハーレーは大型バイクのなかでも大きな部類に入り、その取り回しにはコツが要ります。大型バイクは小型や中型バイクと違い、腕力だけでカーブを曲がるなどの操作は難しくなっています。
とくにハーレーのような車高の低いアメリカンタイプは、体重をのせる力点を考える必要があります。ハンドルを持ちながらシートに張り付くように腰をおろし、左側からタンクやシートに密着します。
身体が離れているとバランスがとれなくなり、走行や停車時の転倒につながるため、重いバイクを支えるように乗ることを意識する必要があります。車高の高いバイクがカーブを曲がるときは、傾けるようにしてバランスをとります。
一方でハーレーは車高が低い位置にあるため、傾けすぎるとマフラーやステップを擦ってしまいます。カーブを曲がるには、半クラッチ状態で曲がりたい方向にハンドルをきり、クラッチでスピードを調節しながらハーレーをカーブに合わせていきましょう。
大型バイクの取り回しは、常にバランスをとりながらバイクに密着しつつ乗るということが、大事になってきます。